CSAグランドマスターいやま 自己紹介
はじめまして、CSAグランドマスターのいやま千恵子です。
私の経歴はちょっと複雑です。
国語教師になるべくその方面の勉強をしていましたが、
なぜか就職したのはIT企業SE。
その後、病院職員を経て、働く人のこころの健康を支えたいと
産業カウンセラーを取得しました。
産業カウンセラーの職域は広いのですが、そのなかでも、
人が自分の持てる能力を充分に発揮して生きることを支援したいと、
キャリアコンサルタントとして2004年から活動を始めました。
そう、私は、仕事をする人が大好きなんです。
“仕事”とは、職業という意味のみならず、
私にとってはその人の生命活動そのものであったりします。
その人が持っている唯一にして無二のもの。
生まれたからには、自分の“花”が
空いっぱいに両手を広げて咲くところをみたいと思いませんか?
ところで、世の中はここ1、2年だけでも急激な変化を迎えています。
Society5.0という言葉を耳にしたことがあると思います。
狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く、
新しい社会を表す言葉として使われています。
その実態はまだ詳らかではないものの
時代の転換期だという事象はそこここに現れていて、
よく挙げられるのはAIの進化、それによる人間社会の在り方の変化は
誰しも関心を寄せるところではないでしょうか。
少し前、生産の品質改善過程を表す言葉として
“PDCA”が用いられていましたね。
昨今では新しい概念として“OODA(ウーダ)”という言葉を聞きます。
即ち、
Observe(状況の監視)→Orient(状況の判断)→Decide(意思決定)→Act(実行)
です。
つまり、「P」=Plan(計画)は未来が予測可能な状況だからこそできること。
変化の激しい、未来予測が不可能な状況おいては、そんな悠長なことはやってられません
Actに行きつく頃には、計画の根拠自体が変わってしまうからです。
“OODA”、間違いなく今を象徴する言葉のひとつですね。
このような変化は、キャリアコンサルタントとしての関わりにも影響しています。
ひと昔前なら、社会の要請に応える知識や技術を身に付けることが正解だった時代がありました。
しかし現在ではそれはマストではありませんよね。
人が育つには時間がかかります。そしてその間にも、社会は変化してしまうのです。
さて、古代にも上を下への異変はありました。
時は紀元前、場所は遠いギリシアで、
それは異民族の襲来であり天変地異であり政変であったことでしょう。
今をどう捉え、見るべき未来はどうあらなければならないのか。起こすべき変化は何なのか。並び立つ論客の言葉に、聴衆は人生の行く末を懸けて聞き入ったに違いありません。
プレゼンテーションの揺籃期です。
私がCSAで学ぼうと思ったきっかけは、
単に技術を教えるものではなさそうだ、と感じたことです。
古代の人々が存在を懸けて聞き入った優れたプレゼンテーションは、
長い時間の積み重ねの中で、研究され、実践され、磨かれて現在に繋がっています。
いわば人の心性の清華です。
だから深いところに届き、訴える力を持ち、人を動かすことが出来るのです。
来たるSociety5.0に必要とされるのは、このような能力なのではないでしょうか。
私も、まだまだもっと学び続けたいと思っています。
あ、講座ではこんな小難しいことは言いません。
楽しくコミュニケーション!
でございます。
↓ コミュニケーションスキル体験会 実施スケジュール ↓
12/21 福岡県【12/21・土・福岡】パワポはもう要らない。コミュニケーションのためのプレゼン体験
12/28 東京都【12/28・土・東京】パワポはもう要らない。コミュニケーションのためのプレゼン体験
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